他大院へ進学するには?

こんにちは

 

今回は他大学に進学するために必要な準備について解説していきます

スケジュールについて

まずは私のスケジュールを例にどのように進めていくか大雑把な流れを説明していきます

~三年前期 大学の授業、進路についてなんとなく考える

三年後期前半 最終的に外部進学を決める(正直私はぎりぎりです、ベストは夏休み前までに決めることです)

多くの大学は三年生の前期か後期に研究室配属があると思いますのでそのタイミングが一つ区切りかと思います

三年後期半ば 具体的な研究室を探し始める、勉強を始める

外部に進学することを決めたらこの二つはなるべく早く始めましょう

遅くなるほど大変になります

三年後期末 TOEIC申し込み、受験、勉強を本格的に

TOEICはこの時期には本格的に動かないと厳しいです

春休みは場合によってはまとまって勉強できる最後のチャンスのことがあります

本腰を入れて勉強しましょう

四年前期前半 研究室にアポを取る、見学

研究室は行きたいところを決めたら必ず見学に行きましょう

時期は11月から1月または5月6月です

2月から4月は卒業研究、新年度で忙しいので避けましょう

四年前期半ば 募集要項の確認、書類作成

大学にもよりますが多くの場合出願は6月か7月です

とはいえ書類作成に時間がかかりますので5月ごろには動き始めましょう

四年前期後半 出願、面接準備

出願は期日をよく確認し、余裕を持って提出してください

また、大学院の場合必ず面接がありますので面接の内容を確認して準備を始めます

四年夏休み ひたすら勉強

夏休みの時期は研究以外ひたすら勉強です

しかし、研究内容も面接で聞かれますので研究もきちんと行いましょう

入試

合格発表

合格発表後も気を抜かず手続きを行いましょう

 

他大学の大学院の探し方

他大学の大学院の情報を得る方法はいくつかあります

  1. 研究室のホームページを探す
  2. 説明会に行く
  3. 先輩、教授から情報収集をする

これらについて一つずつ説明していきます

まず1ですが、一番メジャーな探し方かと思います

自分のやりたい研究+研究室というキーワードで検索すると全国の研究室の情報が出てきます

近年はほとんどの研究室がホームページを作っていますので大体の研究室はこれで出てきます

(ホームページを作っていない研究室もないわけではありませんがそのような研究室はあまり外部から積極的に受け入れていない可能性が高いです)

外部性受け入れの有無や研究内容、ボスの業績等が載っていますのでまず候補を絞る際にぜひ確認してください

 

次に2ですが、外部性をある程度受け入れているような大学なら説明会が開かれますので、そこに参加することで研究室の情報をもらえることがあります

ただ、説明会の情報を得るのが難しいですので積極的に大学のホームページ等を確認する必要があります

 

最後に3ですが、先輩に外部受験をした人がいれば情報を聞くことができます

また、まれなケースですが研究室の教授が外部進学に積極的な場合自分の分野の知り合いの教授を紹介してもらえることがあります

ただ多くの場合、自分の研究室に長くいてほしいので黙認はしてもサポートはしてもらえないかと思います

(私は非常にレアケースで全面バックアップをしていただきました)

 

研究室見学

理系の大学院の場合、基本的には希望する指導教員を出願時に記載し、許可が取れていることを証明する必要があります

そのため、事前に見学に行き教授とコンタクトをとる必要があります

詳しいことは研究室見学でまとめますが、ここでは簡単に注意事項等を解説していきます

まず見学に行く際にはメールでアポイントメントを取ります

この際、複数の日程を提示することで相手方に受け入れてもらいやすくします

柔軟に合わせられる場合は相手方に提示してもらうのも手です

アポイントメントが取れたら実際に訪問します

あまり早く行き過ぎても迷惑になるため、5分前からぴったり程度を狙っていきます

服装はオフィスカジュアル程度が無難かと思います

ここでは教授と話すだけでなく、生徒とも話し、雰囲気を確認しましょう

また、必ず過去問をもらいましょう

 

募集要項の確認及び書類作成

基本的に大学院の場合、志望理由書が要求されます

これは時間をかけて作成するべきですので期日の一か月前程度には書き始めましょう

書き方は別で具体的に解説していきますが、志望理由を書く際には自分の研究内容等にも触れる必要がありますので研究内容についてもきちんとまとめておきましょう

また、成績証明書や卒業見込証明書も要求されることが多いので余裕をもって取り寄せておきましょう

特に厳封した成績証明書は時間がかかりますので早めに申請する必要があります

出願の際には簡易書留以上で送るのが基本です

特に指示がない場合でも簡易書留で送り、送付した記録が残るようにしましょう

 

その他

勉強法等は別でまとめますが、基本は過去問です

教科書と過去問をベースに基礎にのっとった勉強を行いましょう

TOEICについて

こんにちは

 

今回は理系で院試を受けるなら欠かせないTOEICについてです

ほとんどの大学院(東大は除く)は英語試験としてTOEICを採用しています

何点くらいとればいいかは大学院によってまちまちですのでホームページ等で確認してください

 

私は7月中旬に出願でしたので、それに合わせてTOEICも受験しました

一回だと不安だったこともあり、二回受験しました

一回目は3月初旬、二回目は5月下旬です

TOEICは受験してから結果が出るまでにある程度ラグがありますので、それを見越した計画を立てる必要があります

また、地方の方は毎回会場があるわけではないので早めにいつなら行われるのかぜひホームページで確認してみてください

 

さて、私の話に戻りますが、私が最後にTOEICを受けたのは二年生の後期で約一年のブランクがありました

二年後期の時点では600点台後半でしたので、最終的な目標は750点から800点の間でした

リスニングは当時から比較的点が取れていたこともあり、目下の目標はリーディングと単語でした

 

まずはリーディングの勉強法ですが、私はTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 (アスク出版)を主に使用しました

四択問題ですので、エクセルに答えを打ち込むことで正誤判定を行うという方法をとりました

一回打ち込めば二回目以降は使いまわしできますし、間違えた問題だけソートしやすいのでおすすめです

一回目に全問行った後、二回目以降は間違えた問題だけをソートしていくという方法で苦手をつぶしていきました

また、1000問とはいえ、間違えた問題だけソートしていく方法では、最終的には答えを覚えてしまいます

そこで、多くの問題と触れ合うために使用したのが過去問.comです

こちらは無料で使えて、スマホからもアクセスできるのでスキマ時間に取り組んでいました

 

次に単語の勉強ですが、私は単語帳での暗記が苦手なためmikanというアプリを使用しました

こちらは無料でも使えますが、有料会員になりました

無料会員でサポートしている単語数では厳しいと感じたためです

一日100単語を目標に取り組んでいました

 

それ以外では、トレーニングTOEICtestというアプリをたまに使っていましたが、個人的にあまり使い勝手が良くなかったたため長続きはしませんでした

 

リスニング対策はほぼ聞き流し飲みでした

先ほど紹介したでる1000問には音声がついてくるため、これをよく流していました

あとはyoutubeTOEIC音源と調べ、出てきたものを聞いていました

 

こんな感じで一月ごろから一日30分から1時間程度TOEICに充てていました

 

結果として一回目は700点台前半で目標には届かなかったため、二回目を受験することにしました

一回目はリスニングが少し点が低かったため、二回目では音声前で問題文を把握することを心掛けながら解いていました

結果として二回目は700点台後半だったため、このスコアを使い院試に臨みました

 

私はもともとリスニングが得意だったため、リーディングに時間を割きましたが、リスニングが苦手という方はぜひ家などで英語音源を流してみてください

音源聞いているだけで結構耳が慣れてきます

逆にリーディングが苦手という方は文法を基礎から抑える必要があるため、文法問題集をぜひ一冊やり切ってください

あと、単語はそこそこ覚えているという方でもぜひ何かしらは取り組んでください

単語力だけで正答が推測できる問題も多いです

 

基本的には大学二年生までに一度はTOEIC受けるかと思いますが、一回設けたことがないという方は公式問題集を一度やっておくと感覚がつかみやすいかと思います

 

TOEICの点数は正直あんまり大事じゃないという方もいるかもしれませんが、個人的にはきちんとやっておくことをお勧めします

入試当日に出てくる問題が必ずしも既知の問題とは限らないためです

実際私は過去問と全然違う問題が出ましたが、英語の保険のおかげで合格しました

事前に何回でも受けれるのでぜひ高得点を確保して当日のプレッシャーを減らしましょう

自己紹介

初めまして

砕月と申します。

 

私は現在地方国立大四年、化学系専攻です

関東の大学院に来年から進学予定です

今は量子化学計算を行っています

バイトはオンラインでの家庭教師を行っています

 

主に大学や院試、理系、家庭教師といったトピックについて発信していく予定です

 

ぜひ参考にいただけると幸いです